2016年11月11日金曜日

米大統領戦は壮大な政治実験の始まり

イノベです。
今回の記事は全くの私見。

アメリカ国民は次期大統領に、ドナルド・トランプを選んだ。

事前予測ではクリントン優位と言われていたが。
私自身は、なんとなく流れがトランプにあるように感じた。

流れってなんだ?
明確な答えはない。


勢いもあるが、
民主主義や資本主義への反動のように思う。

一部の識者からは、
グローバリゼーションへのアンチテーゼとか、
富裕層と労働層の乖離とかいろいろと言われているが、
有権者は本能的に既存の政治やり方では解決しない
と捉えたのだと思う。


また、今回の流れはBrexitも同様だろう。

困ったことに、Brexitの結果判明後、
旗振り役だったボリス・ジョンソン、ナイジェル・ファラージは逃げた。
そして、選挙をおこなったキャメロンも逃げた。

政治は理性。だけど選挙は感性。
困ったら逃げるが勝ち。

民衆は取り残された。
爽快なまでの無責任さを見せつけられた。

しかし、今回のトランプは逃げられない。
アメリカの大統領は逃げることができない。

民衆の支持を得るか?
議会から抹殺されるか?

アメリカは希望と絶望が入り交じる異様な状況。

いずれにせよ世界の政治の潮目が変わったことは確かだろう。

これから人類は、未知の政治実験へと突入する。


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